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帰ってきました。(入院生活・主に治療のコトのレポート)

2006年02月27日 19:17

ご無沙汰です。
10日ぶりに我が家に戻ってきました。
と言っても、別に旅行をしていた訳ではなく、
『自然気胸』なるものに罹ってしまい、入院治療をしてきました。
毎日、夫とLilyanが面会に来てくれ(Lilyanは院内には入れないから、院外で少しの時間だけ抱擁♪)、義母のありがた~いおかずの差し入れのお陰で、何とか入院生活を耐え抜くことが出来ました。

コトの発端は、2月15日、仕事を終えた後、
「疲れた~」などとごく普通に“伸び”をしたことに始まりました。
ズキッと言うか、、、チクッと言うか、とにかくそんなような痛みが心窩部に走り、直後より、吸気時に圧痛が胸部全体に出現、深呼吸と言うものがまったく出来ず、また立っていられない状況になってしまいました。
一向に治まらない症状に、「もしかして、気胸?」といやな予感が脳裏に浮かび、
夫に頼んで、半ば諦めモードで近所で開院している親戚のところへ行き、レントゲン撮影の結果、下された診断名はやはり『左自然気胸』。
入院だけはしたくなかったので、親戚に頼み込んで、脱気処置だけ行ってもらい、それによって症状もだいぶ楽になったので、その日は帰宅したのです。

翌日朝、再度親戚のクリニックを受診、レントゲン撮影の結果、肺の虚脱が更に進行してしまっているのが確認され、仕方なく、やはり近所の総合病院へ紹介されることになってしまいました。
この病院(玉川病院)は、この辺りでは気胸の治療に関してはかなり有名な病院とのコトで、安心できるから!と説得されてのコトでした。。。

持参したレントゲンを診るなり、主治医となるこの医師は「入院だね」と一言。
「え~入院したくないんですけど、、外来治療で…例えば、脱気処置ではダメですか?」と食い下がる私に対して
「ムリです。こんなに左肺がぺちゃんこで…完全に萎んでいるじゃない。入院しても最低1週間はかかるよ」と。
結局、入院する嵌めになってしまい、、、はぁぁ。

(この先は、医療行為の説明上、聊かグロテスクな表現も出現しますので、その手の話題が苦手でない方だけ、お読み下さい)
入院後真っ先に行ったのが、『トロッカー挿入術』

そもそも『自然気胸』と言うのは、肺胞に何らかの原因で(原因は明らかにされていない)ブラ(気腫性嚢胞)が出来てしまい、そのブラが破裂し、肺内の空気が肺の外(胸腔)に漏れ出し、肺を圧迫、押し潰すことによって起こる。

で、このトロッカー挿入術を行うことによって、胸腔内に漏れ出した空気を強制的・持続的に脱気させ、肺を膨らませ、またブラが破裂した穴が自然に閉じるのを待つのだが、、、

局所麻酔下で側胸部を1~2㎝メスで切開し、お世辞にも細いとは言えない管(ドレーン)を挿入するこの処置、分かっているだけに、恐怖心が募る。もう泣きたいのを堪えながら、何とか終了。
トロッカーの挿入部が痛いやら、情けないやら、で、数日は立ち直れなかった。
オマケにこんな機械までくっついてくる!(涙)→060218_184444.jpg
コレで陰圧をかけて胸腔内の空気を抜く。

トロッカー挿入、持続的な脱気処置をはじめて4日目に入っても、空気漏れが止まる気配は一向になく、、、次に行ったのは造影検査。
トロッカーから造影剤を入れて、肺のどの部分から、どの程度、空気が漏れているか検査した。
検査の結果、ブラが大きく、また空気漏れの量も多いので、このまま自然閉塞を待っても時間だけが無情に過ぎるだけ。と言う主治医の見解から、「明日、Ope(手術)しましょう!」と宣告されるハメになったのだった。

もう、ホント、最悪。。。
一番したくなかったことをする破目になってしまった。(涙)

術式の名前は『胸腔鏡下肺切除術』。
胸に2~3箇所穴を開け、胸腔鏡と言われるカメラと、器具を挿入して行う手術方式で、胸をガバっと切ることはない。
一般的には全身麻酔下で行われるこのOpeだが、この病院は局所麻酔下で行える技術を有しおり、私の場合も局所麻酔下で行うコトとなった。

局麻下のOpe。。。
体への手術侵襲が少ないのは分かっている。
けど、意識が清明な中でのOpe。私には耐えられない~
そう主治医に訴えるも、いとも簡単に却下。
「分かった。分かった。人より沢山、痛み止め使ってあげるから♪頑張ろうね~」と、まるで小さい子供をあやす様な口振りで言い含められてしまった。(汗)

で、Ope当日。
もう思い出したくもない!二度とあんな思いはしたくない!!
確かに術中の痛みは無かった。でも、怖くて怖くて。。。。
助手の先生の手を握り締めてしまった!
私には意識がある状態でのOpeはムリ。。。。(涙)

Ope後3病日目のレントゲン撮影で、空気漏れが完全に止まり、肺の虚脱も無いことが確認され、めでたく9日振りにトロッカーが抜去。
本日のレントゲンでも再発の兆候みられず、退院することが出来た。

とは言え、病院ではまったく階段は使用せず、行動範囲も洗面所と病室の往復に、一日に一度の検査と、Lilyanとの面会。
と、怠けまくっていた状態。
傷の痛みもまだあるし、たったコレだけのタイピングでも、かなりの疲労感を覚えている状態。

明日から徐々に体を元の生活に戻していかないと。。。。
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コメント

  1. れおん | URL | -

    うおおお!!AZULさん、お勤めご苦労様でした(違う!!!)
    突然の話しに一週間前ドびっくりしました。
    実はあのころ、自分も入院か、と思っていたので(結局大丈夫でしたが)本当に心配しました。
    でも、一週間ほどで退院できてよかったですね。
    入院していても、医療の知識があるのとないのとでは、全く違うでしょうね~。
    羨ましい気がします。
    何はともあれ、退院おめでとうございます!

  2. kimi | URL | 5r6GAHyA

    お見舞い申し上げます

    本当に大変でしたね。
    的確なレポート、医療関係者の文章みたいですね。
    暫くは、無理なさらずに養生されてください。
    お大事に。

  3. 真織 | URL | -

    ひとまず、、、、

    あする様、本当退院おめでとうございます~~~!!

    機械を入れ、、、オペをし、本当に大変だったな~~と...。

    退院したからといっても、暫らくは、気をつけてくださいね。大事に、大事に、して下さい。(ちゃんと、夜は寝て、沢山食べて、栄養を付けてくださいね)

    それでは、早く全快しますように、お祈りしております。

    意識下のオペ。。。。。私も無理だ~~~~。

  4. ぱぴよん | URL | -

    姐さん、ご出所おめでとうございます!

    最初聞いたときはびっくりしましたが、かなりお辛かったのですね。(細い人がなる病気なんてかっこい~…私なんて絶対気胸なんてかかんね~よと思ってた私を許して)
    局所麻酔の手術なんて怖い。怖すぎるわ~!

    いつも忙しいからちゃんと休んでくださいね。そして直ったら今度こそ遊んでください←おいおい。

    でも気胸は癖になりやすいと聞いたこともありますので、今後も無理せずお体大事にしてください。

  5. エマ | URL | dS5vVngc

    よかったです。

    退院おめでとうございます。

    名前だけは聞いたことがある「自然気胸」がそんなに大変なこととは知りませんでした。でも復活後は無理なさらずに!!

    局所麻酔での手術・・・5年前の帝王切開を思い出しました。全身麻酔ではなかったんです・・・・私。ERなどで見てるのと同じだ~とはじめはのんきにかまえてましたが・・・・やはり良いものではありませんでした!(笑)

  6. AZUL | URL | -

    皆様、温かいお言葉ありがとうございます!!

    れおんさん。
    お久しぶりです~お勤め…って、ムショ帰りみたい。(汗)
    れおんさんも体調壊していたんですか?お互い、もう若くはないみたいなので、気をつけましょうね(涙)

    kimiさん。
    お見舞いのお言葉、ありがとうございます。
    医療関係…一応、昔その手の職種に従事していました。まさか、自分が患者の立場になるなんて、思ってもいなかったです。

    真織さん。
    退院してから、とっても規則正しい生活をしています。夜12時前に寝て、朝7時前には起きる。。。ホント、理想的な生活。何時まで続くかなぁ?(笑)
    入院したら自然に禁煙も出来たのですが、代わりにお菓子をよく食べるようになってしまって、、、太りそうで怖いです!

    ぱぴちゃん。
    出所ですか、、、(汗)
    ま、確かにあの規則正しい生活ぶりは、一種似たところもあるかも!?(笑)
    局麻下のOpeは、本当に辛かったです。もう二度と体験したくない~。
    で、気胸は、本当に再発の危険も高いようで、退院時、『くしゃみと咳には気を付けて下さいね』と言われてしまいました。
    気をつけるったって、、、これから花粉のシーズンなのに(涙)
    今度快気祝いして下さい~私も遊びたいっっ

    エマさん。
    気胸にも色々グレード(?)があって、軽い場合は、こんなに大事にはならないようですよ。自然治癒してしまう場合も多いそうですし。私の場合は、『当たりクジ』を引いてしまったようです!(涙)
    帝王切開も辛そう。。でも、生まれてくる命のために、お母様は頑張れるのかな?私は今回、恥ずかしいくらい大騒ぎしていました!

  7. 桜花 | URL | xJY0E4TI

    大変でしたね

    ここ最近AZULさんのお姿がないな~と思っていたら「帰ってきました。」
    あれ?旅行はまだ先立ったはず???
    なんて思ったら!
    とんでもないことになってたんですね
    もうビックリしましたっ
    医療を知ってらっしゃるだけに怖いでしょうね
    読んでてゾッとしました・・
    耐えられん!!
    クシャミと咳に注意とか。
    出そうなときは飲み込んで(笑)
    もう2度と穴なんて開けないようにご注意下さい^^

    退院おめでとうございます!

  8. AZUL | URL | -

    桜花さん。

    コメントありがとうございます♪
    そうなんですよ~旅行の前に、ちょっと外泊してきました!(汗)
    とんでもない体験だったのですが、考え方を変えれば、旅行直前でなくて良かったと…。
    気圧の変化などでも穴が開いてしまうことがあるようなのです。
    でも、手術したから、もう飛行機も大丈夫!(笑)

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